がん発生の理由

全てのがんは、遺伝子の突然変異によって発生します。

身体を構成している数十兆の細胞は、分裂・増殖と、「プログラムされた細胞死」(アポトーシス)を繰り返しています。正常な状態では、細胞の成長と分裂は、身体が新しい細胞を必要とするときのみ引き起こされるよう制御されているのです。つまり細胞が老化・欠損して死滅する時に新しい細胞が生じて置き換わるのです。

ところが特定の遺伝子に突然変異が生じると、このプロセスの秩序を乱してしまうようになります。そして、身体が必要としていない場合でも細胞分裂を起こして増殖し、逆に死滅すべき細胞が死滅しなくなるのです。

このようにして生じた過剰な細胞は組織の塊を形成し、腫瘍あるいは新生物と呼ばれるものになります。腫瘍には良性(非がん性)と悪性(がん性)とが存在しますが、良性腫瘍は、稀に命を脅かすことがあるが、身体の他の部分に浸潤せず肥大化も見られません。一方、悪性腫瘍は浸潤・転移し、生命を脅かします。

全ての遺伝子の突然変異ががんに関係しているわけではなく、特定の遺伝子の変異が関与していると考えられています。
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                         2008年8月28日の最新情報(22 ページ)

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